工房・ギャラリー  森のあかり Morino Akari   since 1991

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今までの便り: 八ヶ岳 の Slow Life



2005年 11月 遅れた秋の紅葉はじまる。 今年はきれい(八ヶ岳自然の庭)
autumn leaves

我が家の庭で、紅葉が始まった。 長雨と暖かい10月で心配していたが、11月になり、晴天が続き始めたら、いっぺんに、紅葉の色が、鮮明になってきた。
本当に、日々進行する。 昨日まで、黄色だったナナカマドも赤味を帯びてきた。
緑だったモミジも、今朝は木の頂点が赤に染まった。

そして、風でどんどん舞い落ちる木の葉で、庭一面、派手な赤黄の絨毯になった。
日射しを受けていた木が落葉すると、今度はその奥の木が先を急ぐように紅葉を始める。
見ていて、飽きない。 この文を書いている間に、何度、庭を眺めたことか。
自然の庭は、本当に変化が激しく、美しく、1年中楽しませてくれる。(文:桑田)


2005年 9月 秋の彩り始まる(八ヶ岳自然の庭)
blue seeds
八ヶ岳では、今年は、とにかく、木々の花付きがよかった。 
おかげで、秋の実が楽しめそうだ。
その一つが、このサワフタギ。 今年始めてコバルトブルーの実が全面についた。
嬉しくて嬉しくて。 みんなに、「見に来て!」と電話している。
「どんな色?」と言われても、園芸種にはない品のいい、やさしい色。 自然の美は違う!
 
しかし、樹木は、自分の生命があやしくなると、子孫を残すため花を咲かせ、実をつけるという。そう考えると、今年の花付きは、最近の異常気象と関連しているかもしれない。 単純に喜んではいれないかな。(文:桑田)


2005年 6月  野菊の道になりますように
nogiku
自生する野草は、本当に良く増える。
我が家では、野菊の一種のノコンギクの勢いがスゴイ。  抜いて捨てるのももったいないので、強靱な雑草が一杯の森のあかりへの進入路に、先日ノコンギクなどの野草を植えた。 
既に、看板の周りにはアヤメが、お店の前には数年前に植えた野の花が元気に育っている。 
写真のように、まだひ弱だが、梅雨の雨を貰って元気に育てば、秋には、お店へのアプローチが、きれいな紫のノコンギクロードに変身の予定。  
みなさま、楽しみにしていてくださいね。(文:桑田)

■10月、野菊の花を咲かせてくれた。 来年はもっときれいになるぞ。


2005年 5月18日  庭がよくなった--木の葉越しに見る(八ヶ岳自然の庭シリーズ)
茶色に塗られた電柱
あっという間に、樹木は新緑から大人の緑へ成長。そして花の色は春先の黄色から、今は落ち着いた赤と白の季節になった。  昨年移動した木々が庭に落ち着いた雰囲気を創っている。 
今春、プラスチックのコンポストを移動し、電柱を隠すために、アセビを移植した。そうしたところ、庭がちょっと、良い感じになった。 友人達も同様の感想である。 

見たくない物が直接目に入るか、木の葉越しに見えるかで、えらい違いがあると聞いていたが、まさにその通り。 樹木は本当にありがたい。(文:桑田)   


2005年 5月16日  小淵沢からの道"レインボーライン"に、仲間と看板
group sign
今年から、小淵沢のリゾナーレの前の道「レインボーライン」(広域農道)が大泉から高根町の141号まで、全面開通した。 この道を通ると小淵沢から、真っ直ぐ一本でこれるようになった。しかも15分と速い。 私達も生活道路として重宝している。 

この道路脇に、クラフトの仲間と看板を作った。 周囲の自然に合うようにと相談しながら作ったのだが、個性も出ていて評判は上々。 是非見てください。
仲間の人達は月の手工房(ガラスと陶器)さんと、中条さん(陶器)。 
皆様よろしくお願い致します。


2005年 4月20日  春は芽生えのチェックに大忙し(八ヶ岳自然の庭シリーズ)

mebuki
自然の庭の楽しみは、何といっても、春の芽生えだ。 「あの花はまだかしら」と朝から何度も庭に出て、チェック。 すぐに成長なんかしないとわかってはいるが、何度でも見たくなる。 それにしても、植え替えた場所を、ものの見事に忘れているものだ。
昨年は、木の移植に伴なって、草花を大移動した。 だから、無事芽を出していると嬉しくてたまらない。 倍増して芽を出していると時なんか、ひとりで、ニタニタしている。 客土をせず、砂利も入れずで、世話してきた庭。 毎年の落ち葉が栄養となり、今では土がふかふかで、花が嬉しそうに見えるのは気のせいか。

2005年 1月1日  あけましておめでとうございます

2005年は、まぶしく輝く銀世界で迎えました。
樹木に積もった雪の美しいこと。大きな木があるのでその美しさはなおさらだ。

美しい雪の森をずっと眺めていたいけど、早いうちに、雪かきしないと、寒さでガチガチに固まってしまう。3年ほど前、どこかの家の前で、スッテンコロリンで骨折したっけ。

というわけで、今年の初仕事は雪かきでした。 
shovelling the snow

2004年 12月  北岳、間ノ岳、農鳥岳のすばらしい眺望

「あそこからの眺めはちょっとないですよ」と言われていた南アルプスの夜叉神峠に行った。
12月に入っていたが、暖冬のおかげで、雪も風もなく晴天と恵まれた。

峠の駐車場から出発。歩いて1時間と私にはありがたい距離。なのに、10メーターも登らないうちに、左足が痛くなり、3歩進んでは一休みの超スローペース。 でも1時間半くらいで、峠の頂上に辿りついた。
わぁおぉ〜〜! 目の前に右側から北岳、間ノ岳、農鳥岳が広がる。
「来て良かったぁ〜〜!最高!」

登りは大の苦手な私は下りが大好き。どんどん走るように下りていると後ろから、そんな歩き方は危ないよの声。でも、なかなかゆっくり下りれない。40分の予定を30分で下りてきてしまった。(文:桑田)


2004年 8月 屋根も看板もリニューアル!
painting the roof

今年の最大の計画は、屋根の塗り直し。
やっと7月中に終わらせた。写真を撮る余裕もななかった。
最初にできた母屋はもう築19年になる。
スレート瓦のコロニアルの屋根は7−8年に一度塗り直しが必要。 
以前塗り直した時は、汚れを落とすことを知らずに塗ったので、無情にもすぐはげてしまった。それで、今回は、ワイヤーブラシでごしごし。これがもの凄く大変だった。
屋根さん、お願いだから、長持ちして! 



休む暇なく、看板の付け替え。 8月のお盆前にやっとできた。
板は家具づくりの人から、設置方法は、近くの「和窯」さんにアイデアいただいた。
自然に合った看板にしたいので、木製にこだわり、色もそれなりに考えているのだが・・・。
文字は内田、構想は桑田製の手作り看板。 

どうぞご愛顧よろしくお願い致します。(文:桑田)


2004年 6月 庭づくり(八ヶ岳自然の庭シリーズ)

もう6月、今年は3月から庭づくりばっかり。仕事を忘れてしまいそう。
この冬、森の中に忽然と現れた無味乾燥な白い物置・・・う〜ん、そうだ!あすなろを移動しようと始まった植え替え大作戦。 でも、それだけで終わらないのが庭いじりだ。

一本の木を動かすにも、まずそこにある草木の移動から始まり、その草木の植え替えの場所探しと、まるで、泥縄式のように、仕事が続く。 今年は何十本植え替えたかしら。 私の移植技は荒手だけど、かなり上手く根付く。 そのコツは、植え替える時、根を少し洗うこと。 新しい土のバクテリアが古いのと喧嘩しなくてすむので、根がすぐ元気になるらしい。 

今回、庭に小道を作るなど、レイアウトも少し変えた。来年が今から凄く楽しみ! 自然に出てきた草木で作った庭も、18年になり。コブシもサクラも花をつけはじめ、時代の流れを感じている。

庭いじりはストレス発散に最高というように、おかげで、気分爽快、エネルギーも充電。さぁ、これから夏に向けて頑張るぞぉ〜。(桑田)


2003年 12月 漬け物の準備におお忙し
preparing pickles

12月上旬、漬け物野菜のオンパレードのベランダです。 おしんこ用大根、霜を受けて甘みのました野沢菜、 そして見えないところに白菜。 

毎年、霜が降り始めると、大根を抜かなきゃと気が焦ってくる。それに、最近はシカの食害も心配。今年は間一髪間に合った。 
昨日、たくあん漬けと野沢菜漬けが完了。 これで一安心。 う〜ん、今年はキムチに挑戦してみようかな。
 
屋根の庇にあるのは、吊し柿。 八ヶ岳の柿はおいしく、しかも寒くて風があるので、おいし〜い干し柿ができるのです。 では、今年もおいしい自家製漬け物、いただきま〜す。(文:桑田)


2003年11月 思う存分森の空気を吸いながら、森つくり
Keeping forest 03Dec
八ヶ岳の森つくりに参加(http://keikan.web.infoseek.co.jp)
森の中で1日を過ごせるのは、本当に、しあわせ!
秋の森は、紅葉が美しく、森の中に陽が射し込み暖かい。 

こわごわとチェーンソーの刃に触りながら、目立ての練習をした。
これで、我が家のチェーンソーの切れ味が上がるのは間違いなし。
早速、あのローラー付きの目立て具を手にいれなくては。

次回は私も立木(18m)倒してみようっと。
八ヶ岳の広大な森ならでは開放感を楽しみました。(文:桑田)


2003年10月 秋は忙しい。冬支度をしなくちゃ。 
cleaning the stove
まず、ストーブの掃除。風のない暖かな日に行う。掃除が終わると、ほっとする。 冬の寒ささん!いつ来てもいいよ!

薪ストーブにあこがれる人は多いが、かなりの労働と費用がかかるのをご存知だろうか。エントツ掃除費もばかにならない。薪(丸太)の確保、それに薪の用意に1週間以上。 でも、この苦労も、薪ストーブのやわらかな温かさに包まれると吹っ飛んでしまうのです。

Paingting the wall
今年の最大の懸案事項だった外壁のペンキ塗り
木枯らしが吹く前に、おもい腰を上げて開始。
最後に塗ってから6-7年、南面は特に痛みが激しい。業者に頼むと驚くほど高い。足場代が大きいらしい。2階建ての家は管理が大変です。 我々は、時間はかかるけど、梯子を使いながら、毎日少しづつ2度塗り。 作業は順調に進み1週間で終わった。 

費用はペンキ1缶。 大助かりだ。 ふうっ〜、これで肩の荷が降りた。

皆さ〜ん!(^O^)、家は平屋、壁は杉の焼き板/塗り壁がお勧めで〜す。(文:桑田)


2003年10月 わぁ〜お、なんてきれいなのこの景色!

すばらしい晴天の中、景観ウォーク。 
棚田の黄金色の稲穂とそばの花の美しいこと。
電線もガードレールも目障りな建物もない。
感激 して何枚も写真をとりました。
詳しくは
http://keikan.web.infoseek.co.jp




2003年 9月 大泉村の合併を問う署名
平成の合併で山梨県は脅迫的に合併を押し進めている。その合併をもう一度考え直すため住民投票をさせて貰いたいと40.2%もの人が署名した。非常に保守的なこの村では行政に対して反対を言う人は少ない。また多くの村民が村の仕事に関わっているなか、この40%という数字は非常に重いはず。
しかし、村長を始め、大泉村の議会は9対2であっさり否決してしまった。

大泉村は小さいため行政の顔も見えるし、役場の対応も気持ちいい。だが、住民の意思を無視した否決で、住民は行政、議会に対して不信感を強くしただろう。空しさあきらめを感じた住民も多い。道路やハコモノで地域が活性すると本気で思っている議員は少なかった。だが、ある種の締め付けがあるようだった。 そして、今、合併に向けて他の町村と肩を並べるように借金を増やして公共事業を急ピッチで押し進めている。世界に通用する美しい景観の大泉村。合併でこの景観も消滅するかもしれない。
穿った見方をすると、強引に押し進める平成の合併は、今後、住民の声を遠のかせて行政主導でいくための方策のように思えて仕方ない。(文:桑田)


2003年 6月  ドイツとチェコの景観の印象

ヨーロッパの景色がなぜきれいなのか、改めて景色を見たくて、ドイツは20年ぶり、チェコは初めての格安旅行(なんと往復運賃51000円)をして来ました。
どこにカメラを向けても、看板や変な建物に遮られることなく写真を撮れる幸せを満喫した旅でした。

古い街並み、古い建物を自分たちの文化として誇り高く保存し、利用。 古い街並みがある所には世界中から観光客が訪れ、その経済効果は絶大!。日本もこれは是非真似してほしい。(写真:中世のままの「世界遺産」の街並み)

美しく整然と見えるドイツの風景は、貧しい自然故、また牧畜と小麦の文化故の風景であったことに気づいた。ドイツの家がきれいに見えるからといって、そのまま採用するのは大間違い。日本の気候風土にあった建物でなければならない。日本の自然は力強く、草の勢いもすごい。家作り、森作りは、日本の自然、風土にあった形で、考えていく必要がある。

この旅で、景観で重要なことは、連続した風景、統一感、全体の一体感であること、また、景観は個人的に・部分的にできるものではなく、自然環境とあったものをみんなで作り上げていくものであること。 そして、環境と経済は必ず両立すると確信しました。

連続した風景は美しい
広々と自然の地形のままに広がる田園に家並みの風景は美しく、落ち着きと安心感を与えてくれます。これが日本の風景に一番欠けている部分ではないでしょうか。(写真:ガードレールのない道と田園)

road without guard rails田園風景のところどころに、赤い屋根に白壁の家の村があり、田園は自然の地形のままに連続。 しかも、看板もガードレールもない。本当に広々と見え、ゆったりとした気分になる。 しかし、この自然の地形の田園風景は、牧畜と小麦生産のヨーロッパだから可能なんだ気づくが、この広々とした眺めは羨ましい! 
八ヶ岳の森で行われている別荘開発が、斜面や谷をを活かした家作り、庭作りになれば、南麓の自然の雄大さが心底楽しめるのになぁ。 そして、その向こうに、ダイナミックな富士山、南アルプスの山並みが望れば、八ヶ岳は世界最高の景観なのに。・・・ここ大泉村では今合併に向け、新たな公共工事を計画している。 こんないい村がなくなっていく。夢が一杯ある村なのに、その財産に気づかない。残念です。

家の統一感が作る美しい景観(壁と屋根の色の統一)
遠景で見る家並みが非常に美しく整然と見える: その最大の理由は屋根の色と壁の色が統一されていること、それに、家の工法が同じであるからだ。 (写真:中世からの村:屋根の形、色が統一されていて美しい)。
red roofs
・家の工法の統一: ブロックと材木 
   日本は、軸組、2x4,輸入住宅、プレハブ加工、ログなど雑多。
・屋根の色が統一: 黒かオレンジ系茶。(北部は黒)
・屋根の形が統一: 切り妻のシンプルな大屋根。
  総二階は商業地域だけ。しかも、軒が連なっているため、見えるのは正面のみなので、統一感がある。
・外壁の工法と色が統一 : 白の塗り壁。 あるいは塗り壁と濃い茶の板壁のみ。

それに引き替え、日本の壁は種類も色も雑多(板壁、白壁、トタン、タイル、サイディング、レンガ風となんでもあり)。 これでは、美しい景観なんて有り得ない。<

自然に調和する郊外の住宅
市街を離れた途端、樹木が多くなる。白の塗り壁は木々に隠れ、田園のなかに切り妻の屋根だけがみえる。日本のような総二階の家はない。 平屋に見えても、実は地下室があり、2階建てから3階建てと大きい。

八ヶ岳と同じようなリゾート地、オーストリアとの国境に近いミッテンヴァルド(Mittenwald)を訪れた。殆どの家がペンション。壁は白の塗りかべに板壁、屋根は黒と外観の色が統一されているので、周りの山の風景に良く似合う。 八ヶ岳の建物にこんな統一感をあれば、観光客が押し寄せるだろうに。 
でも、決してそのままを輸入しないでほしい。日本の気候はドイツと違うのだから。雨が多い日本の気候では、この写真の建物とは反対に、建物の壁の下部は塗り壁より板壁の方があっていそうだ。。
景観は個人ではできない。山に住む私達は、周りの家、周りの自然との一体感をもっともっと考えなくてはならない。

きれいに見える森や花も、実は弱い自然のせい?
 高原のリゾート、ミッテンヴァルトには、自然の中を歩くコースが充実していた。森は環境保護地域で可憐な花が咲き、きれいな森だった。
 しかし、森には、チョウチョも蚊も虫もいなかった。
つまり、野草が可憐なのも、一見、きれいに見える森も、自然が弱いせいのようだ。
鳥の鳴き声は多いが、種類は少なく思えた、ドイツを旅行中に見た樹木の花も白色だけだった。樹木の種類が少ないのだろう。
日本の力強い自然と比べると、森が整備されて美しいと勘違いしてしまう。欧州の森も、かつては広葉樹の森だった。小麦と牧畜生産のため、欧州人は殆どの森林を破壊し、残った森林は効率性を求めて針葉樹にして、過剰使用して来た。今その反省から、可能な所は広葉樹の森に戻そうとしているが、自然が弱いので、元に戻すのは大変なようだ。

■ドイツになかったもの
・休耕田がない。 牧草地の手入れは義務。放棄された畑は全く皆無!
・広告看板がない。 のぼり旗もない。  道路、鉄道の沿線に看板は皆無。
・ガードレールがない。 必要な所には両側に樹木なので、景色が寸断されない。。
・ゴミがない(大都会に少し)。 河川にゴミ・空き缶皆無。
・自動販売機なし。あるのは、駅構内のキップの自動販売機(性能悪い)
・郊外店なし。  派手な看板の店がない。
・雛壇方式の住宅地がない。
・金属製の扉がない。 家の扉はすべて無垢の木製。
・コンクリートを使わない。 道路の縁石、護岸工事すべてが石。

■この20年間で変わったこと。
・合板の建具が登場。しかし、扉はどの家も、無垢の木の扉。
・高層ビル--ボンに2棟の高層ビルが建設され、景観をぶちこわすと批判の対象に。
・ベルリンは有名建築家の建築ラッシュ。建築志望の方、ベルリンへどうぞ。


2003年5月 ベンチで昼寝
bench in the garden
やっと念願のベンチが庭にできました。
ベンチの座板はカウンターの天板を再利用、足はログの丸太で。
安定感たっぷりだと思いませんか? 人間って触っただけで板の厚みを感じるんです。不思議なものです。 板が厚くて幅も広いのですご〜く気持ちいい。思わず寝そべってしまう・・・と、青い空に木の葉の天井。 う〜ん、森の中だ
この35mm厚の板、元をただせば、15年ほど前にログハウスの床材の端切れで作ったカウンターの再利用。 木ってスゴイ。 (文:桑田)



2003年5月 春からもう薪割り
Making logs for fire
新緑の中、季節はずれの薪割りに精を出しています。
今年は、コナラや桜など、たいへん贅沢な素材がふんだんにあります。
これから夏を迎えるのというのに、もう冬の準備を始めました。
アカゲラやウグイス、黒ツグミのさえずりを聞きながら汗を流しています。
今年の冬はぬくぬくだぞォ〜(文:内田)




2003年 4月 作っちゃいましたコンピュターコーナー兼間仕切り
Handmade counter
床張りの勢いで、居間と台所の間に間仕切りをつくりました。 台所側はカウンターと収納庫、居間側はコンピュターコーナーです。
有る物を利用して作るのが手作りのおもしろさ。 間仕切りの板は、ガラス障子のような欄間で、以前あかり用に購入して工房で眠っていたもの。 窓の光も漏れてきて、いい感じ。白い板は本棚の再利用。 コンピューター机の天板は、大工のSさんからいただいた(無理矢理?)米松で。 それに柿渋を塗りました。 手作りならではの、ユニークな間仕切りの完成です(アイデアby桑田、施工by内田)。

長い冬のおかげで、リフォームできました。快適度は格段にアップ。今日も何となくウキウキしています。(文:桑田)

2003年 4月  Slow Life って忙しい

「森便り、AKARI便り」から、「八ヶ岳のSlow Life」にタイトルを変更しました。 

東京を離れて久しいですが、最近、特に東京は、目的なく開発、発展を続けているように思えて仕方ありません。 「自然」からかけ離れ、まるで、糸の切れた凧のような発展でしょうか。
田舎では自然に四季折々の風が吹き、花が咲き、日射しが変わり、風景も変わる。
自然の変化がもたらす恵みを得ようとすると「田舎の生活は忙しい!」。でも内心、楽しんでいる。
都会で感じることのできる変化は「ブーム」だけなのでしょうか。誰かがブームを起こして人工的な変化を作る。 金持ちになった日本人。ブームにのれて、一見リッチな暮らし。でも何かを置き忘れてきたように思う。

最近、その反省からか[Slow Food] [Slow Life](ブームで終ってもらいたくない!)と叫ばれ始めた。
もう一度立ち止まって、自分の手で何かを作る/行う生活をSlow Lifeというのなら、私達はかなりSlow! そこで、タイトル変えました。

しかし、Slow Life って忙しい。 季節に追われ、時間に追われている。  今日も、夕方から春野菜を植えた。今年は山菜のうこぎご飯も作ってみたい。 こごみも、タラも今が採りどき。この自然の恵を味わおうとするので、忙しいのだ。 
Slow Lifeとは、心に余裕と喜びをじわ〜っと与えてくれるもので、Profound Lifeになるのかなぁ。(桑田)



2003年 2月 思い切って床張り

森のあかりの建物は、オーナー二人による手作りハウスです。日曜大工で作ったため、時間はかかりましたが、手抜きはしていません。この冬休み中に居間・キッチン・洗面所・トイレの床約14坪分をナラ材・無垢フローリングを今までの床の上に張りました。仕上がりは上々の出来映えで大満足。おかげで床がしっかりしました。
また、以前より足元が暖かくなったような気がします。やっぱり本物の木はいいですよ。(内田)

making a floor
サネハギ加工の板は斜めに釘を打つ。ちょっとばかし難しい 後方の白く見える部分が床を張った部分、手前は今までの床。 ナラ材は固く割れやすいので、まず釘穴をドリルで少し開ける。

今年の2月はヒマ。そこで、えい!やっ!と思いきって、床を張りました。 家を建てた当初から思っていた17年目の快挙。 木の「ぬくもり」って、温かいことなんですね。 素足が気持ちいいんです。(桑田)



2003年 1月 お正月 雪

shovelling snow
明けましておめでとうございます。 

皆様今年もよろしくお願いします。

という間もなく、お正月から雪、雪、雪

この冬は雪がよく降る。すでに12月に3度も雪かきをした。
庭では、根雪になっている。
雪の降る度に、入り口までの道路を雪かきする。これも美容のため健康のためと思えば、雪化粧の樹木、抜けるような青い空を楽しみながら、シャッ、シャッとショベルさばきも軽くなる。
郵便屋さん、宅配便の人、そしてもちろんお客様が歩きやすいように、がんばっています。 
今年一年良い年でありますように。  (文:桑田)


2002年 12月30日 大雪になる前に、薪を用意!!
making Firewoodお正月を目前に、雪の中休みを狙って、小木を倒して森の手入れ。
と同時に薪の準備。今年の薪にはちょっと危ない。 でも、3月ごろストーブの中でジュ−ジュ−と水分を出しながら燃えているでしょう。  
乾いてない木は、木がもっているエネルギーを100%出せない。 3年ものの薪が良いというけど、なかなかそこまで手は回らない。 しかし、これぞ、これからの循環型エネルギーと期待されているバイオマスエネルギーの産直版。
薪をすべて運び終えた夕方には、雪が降り始めた。間に合ったぞぉーっ!

▲バイオマスエネルギー: 自然のものを利用したエネルギーで、森林面積の広い日本にこのバイオマスエネルギーが確立できれば、原子力なんかに頼る必要はない。なぜか、このエネルギーは日本では無視され続けてきた。 そして京都議定書でCO削減が義務づけられて、やっと動こうとしている。すでにヨーロッパではこのバイオマスエネルギーは確立し、全エネルギーの2割以上をまかなっている国もある。(文:桑田)


2002年 12月 竹林をきれいにして、竹とあそんだ!

雪の予報に冷や冷やして迎えた12月8日。願い通じて、おだやかなくもり。
そんななか、「八ヶ岳南麓景観を考える会」主催で、森作りの一環として竹林の整備をしました。

いや、いや楽しいこと。なにしろ竹は木と違って軽いので、小学生でも、のこぎりを使って竹を切ることができて、みんながきこりに変身! 
適正密度を知るため、10uに縮小して、整備。
枯れた竹、折れた竹で、真っ暗だった竹藪も、2時間余りの作業でかなり見かけはよくなりました。  やったぞ!
見て美しい竹林がちょうどいい密度だとわかる。

こんな気持ちのいい竹林が増えるといいなぁ〜。 来春にはタケノコも出て来そう。

お弁当の時間。早速、青竹のマイカップで、甘酒を飲む。「この味一生忘れない!」と大好評。

午後は、切った竹を前に、皆アーチストに変身。カップ、箸、おつまみ入れ、一輪挿し、弓、そして、畑の支柱、竹垣にと、竹から湧き出るアイデアの多さにびっくり。 
心地よい満足感に浸った一日でした。 (文:桑田 )

▲ちょっと竹について
 竹は世界に1250種、日本に662種。
 竹の太さはタケノコの太さで決まるので、竹の生育に従って竹が太ることはない。
 竹の伐採時期は10月〜12月(3−5年が切り時)


2002年 秋10月 今年の修理はベランダ
 15年もののべランダは、遂に寿命。寒くなる前に内田が腕を振るってバッチシ作りました。
reparing the veranda何でも準備が大変。材木を買い、カンナをかけ、防腐剤を2度塗りして、新しい木の準備。 そして予想以上に大変だったのが、古いベランダの取り壊し。ここまでに約1週間から10日。 この必死の顔見るとわかりますよね。 作るのはウキウキして楽しいもの。2日でできあがり。 なのに、できたてのベランダは予想に反して雨がドンドンしみていく。 ショック〜ゥ!。どうやら、塗料が充分混ざっていなくて、上澄みを2度塗りしたらしい。、あ〜っ・・・・。疲れる。
やっと気を入れ替えて今度は私が3度目の正直で塗り直しました。(文:桑田) 


2002年 梅雨どき  鹿現れる


毎年のように、お店の北側の土地に鹿が親子で現れる。
ある日、夕方帰ってくると、車の側に数頭いたこともあり。

想像以上に大きいので、目の前で見ると、そりゃびっくりです。(文:桑田)


2002年 初夏  看板のリニュ−アル


森のあかりの看板が新しくなりました。
耳付きの一枚板に彫刻刀で文字を彫り、取り付け金具は鉄作家の小島さんに作ってもらいました。
私と小島さんのコラボレーションです。
初めてにしてはまあまあの出来映えだと思います。






lighting made with urusi paper
もう一つは、桑田が作った漆和紙を使った看板です。
こちらは夜になると、あかりで文字が浮き上がり、
とても落ち着いた門灯になりました。

店内にゆったりと流れる電蓄の音。
真空管ラジオありますので、お聞き逃しなく。(文:内田)


2001年3月 ミルフォードトラック in New Zealand を歩いて(桑田 愛子)  

久々の海外旅行。
思いっきり歩きたくて、真冬の八ヶ岳から、初秋のニュージーランドへ飛ぶ。

羊と観光の国、ニュージーランドには歩くコースが至る所にあった。

私が歩いたミルフォード トラック(Milford Track)は、世界一美しい歩くコースと言われ、
ニュージーランドの南島のフィヨルドランド国立公園(世界遺産)内にある。
自然を守るため、一日の入場者数は60人に制限され、しかも年6ヶ月間だけのオープン。
世界中からハイカーが集まってくるあこがれの歩く道だという。

ミルフォードトラックは、全く外部から遮断された手付かずの大自然の中に作られた歩くための道。
レインフォレストの苔むす樹林、滝、川、そして突き抜けるような青空に山。
美しい景観、そして、贅沢にも、自然を一人占めしている気分。 最高でした。

Milford track1歩く道は、人が通れるだけの土の道、石ころだらけの55kmの道。
そこをただ黙々と3日間で歩くのです。
一日15から20km、標高差800mの山越えとかなりハード。
だから、終わった時の達成感と、参加者との一体感は格別でした。

年間7000mmの雨が降る地域なので、道が雨で流されるのは日常茶飯事。
それを、常に修復してコースを確保。
また、いざというときの避難用の道も完備しているのに驚いた。

もっと驚いたのは、宿の質素なこと、6人部屋の2段ベッド。環境負荷をできるだけ
小さくという姿勢が徹底している。

そして、もっと、もっと驚いたのは、4日間歩いても、ゴミのかけら一つ、包装紙の
かけら一つ落ちてないこと。海岸を歩いても同じ。ゴミ一つない砂浜。
まして吸い殻、空き缶なんか全く存在しない。なんと気分のいい景観か。

この環境に対する意識の高さに本当に感謝!!Milford track-clouds

自然に対するマナーの良さはニュージーランド人だけではない。
そんな中、ニュージーランドの最高峰マウントクックで見かけた日本人は、
歩きながら花を摘み取っていた。これは固く禁止されている。
その人を見て、日本の若者が、凄く恥ずかしいと言ったのに、
私は少し救われた思いがした。

私は八ヶ岳高原の景観は世界一だと思っている。
でも、現実は、川にも道にもゴミが散乱し、ゴミを見ないで何分歩けるだろうか。
自然も景観も、意識をもたなければ簡単に壊すことができる。
ゴミのない美しい八ヶ岳の景観」を早く、見たい!。

一歩一歩土を足の裏に感じながら、また一歩一歩景色を見るという満足感。
「歩く」って、本当に人間らしくて、感性を豊かにしてくれる。すばらしい!
そして、本当に「ミルフォードトラック」ありがとう。

余談:

●ニュージーランドは日本の約70%の大きさ。人口はたったの380万。
しかも、150万人が商業都市オークランドに集中。
街をはずれた途端、牧場が見渡す限り続く。羊はいても、人影はない。
移動手段は、車かバス。普通の道を時速100Kmで走る。列車はないに等しい。

●丸裸の山々
ニュージーランドに白人が移住して150年。
そして開墾した結果、今では、見渡す限りの山々が丸裸になった。
人間の力は凄いと変に感心してしまった。
その反省から環境への意識も高く、今、環境省では、
白人が入植する前の生態系への見直しをしている。
(文:桑田)


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